
「ヤフー、飲食店の空席情報をリアルタイムに掲出するIoTの実証実験を開始」というニュース
2019年1月25日経営者の皆様、こんにちは。
今日は、ポータルサイト大手のヤフーが、IoTを活用した飲食店の空席情報のリアルタイム掲出の実証実験を行うことを発表しましたのでご紹介したいと思います。空席情報を人手を介さずにインターネットに掲出することで、集客力アップを図ることが出来る取り組みですよ。
ヤフー社は、自社のプレスリリースで、飲食店の空席情報をリアルタイムに掲出する実証実験を行うことを発表しました。
具体的には、座席に仕掛けたIoT機器(センサー)で、席の使用状況をモニタリングし、空き状態であれば同社のインターネットサイトにある店舗の情報に、空きがあるとして掲出するというものです。
顧客の立場では、席があるかどうかネットを見ればすぐに確認できる利便性があり、集客につながることが見込まれます。また、お店の立場では、席の状況を確認する→ネットの情報を更新するという一連の作業に、貴重な人的リソースを割かなくて済むというメリットがあります。
オンラインで情報を開示し店舗への来店を促す「O2O(オンライン・トゥー・オフライン)」のお手本のような取り組みですね。
今後は居酒屋だけでなくレストランやカフェにも拡大していく予定とのこと。ヤフー社としては、自社のグルメサイトへの集客アップにも繋がる三方良しの施策であり、力を入れていくのではないでしょうか。
飲食店での取り組みの他、フィットネスクラブ、理容店、マンガ喫茶などにも応用が効きそうですね。どこにセンサーを設置して、どう活用するのか。IoTには幅広い可能性が感じられます。
当ラボでも、IoTを活用した集客アップや生産性の向上などを日々考えております。もしブログをご覧の方でご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お問い合わせフォームよりご一報頂けますと幸甚です。一緒に頭を悩ませてみたいと思います。
本日もブログをご覧いただきありがとうございました!
情報システムを活用して、組織や地域を元気にするお仕事をしております。20年に渡り、事業会社のIT部門で導入、運用、IT統制、情報セキュリティ、IT投資管理などしていました。神奈川県川崎市在住。趣味はジョギング、料理。
経済産業省推進資格ITコーディネータ。