セブン&アイ・ホールディングス年頭挨拶には、小売業全てに通じる大切なことが書かれていますよ。

セブン&アイ・ホールディングス年頭挨拶には、小売業全てに通じる大切なことが書かれていますよ。

2019年1月8日 0 投稿者: 中島竜郎

経営者の皆さん、こんにちは。

今日は、2019年1月4日に発表された「セブン&アイ・ホールディングス年頭ご挨拶」から、今後企業が取り組むべき分野についてご紹介したいと思います。小売最大手の考えは、どんな規模の会社にも通じるものがありますよ。

セブン&アイ・ホールディングスは自社サイトに2019年の年頭挨拶文を掲示しています。

要約すると、

  • 2019年はTPP11に続き、EUとの経済連携協定、改正出入国管理法、働き方改革関連法。大型連休、新元号。G20。ラグビーワールドカップ。消費増税などの多くのイベントが予定されており、ビジネスを取り巻く外部環境の大きな変化を迎えることになる。中でも消費増税は消費者への影響も含めて対応を図ることが重要。
  • 景気拡大は戦後最長となる見込みなるも可処分所得は減少しており、消費者の不安は増し、より「賢い消費」に向かっていく。消費者の信頼を勝ち取ることが不可欠。
  • 環境負荷やフードロスなどの点に更に踏み込む。
  • 「デジタル」「金融」「調達」の3戦略を深耕する。

とあります。

「イベント」やはり10月に控える消費増税が大きな存在となります。軽減税率への対応も含めた情報システムの対応準備。消費者心理を理解した上での販売戦略の準備が必要となります。

「景気」報道では拡大継続とありますが、消費者の肌感覚を忘れてはいけません。消費者は、より良いものを安く手に入れる努力を惜しみません。常に消費者の立場でどういう物を欲しいと思うのかを考え続けることが必要です。

「環境負荷、フードロス」世界的な課題です。従業員の意識はもとより、IoT1などの技術を駆使して可視化し定量的な土台で議論する仕組みが不可欠です。

「デジタル」情報技術を駆使しビジネスを変革する『デジタルトランスフォーメーション』については、2018年に経済産業省からもガイドラインが発表された通り、まさに今取り組むべき重要な考えです。「金融」金融と情報技術を組み合わせるFinTechフィンテックの言葉はよく耳にするようになりました。近年急速に展開されているキャッシュレス化に関しても対応を進める必要があります。「調達」部品や原材料の購買、物流に関する全体最適化の検討も必要となります。IT導入コストの低減によって、比較的早く、安価に情報システムの再構築ができる時代です。上流から下流までの物流、商流、情報流が合理的で効率的となるような見直しを進めていく必要があります。


対応すべき分野は広がり続け、かつてないボリューム、スピード感を求められる時代が訪れており、最大手だけではなく中小や個人商店も含めた小売業全体が協調して取り組むことで最大の効果を発揮するようになります。

この流れにどう乗っていけば良いのかお悩みの経営者様をご支援することが可能です。まずはお問い合わせフォームよりご一報頂けますと幸甚です。

本日もブログをご覧いただきありがとうございました!

  1. IoT:Internet of Things モノのインターネット。あらゆるモノをインターネットに繋ぎ、データを収集して分析する仕組み