経営者の皆様、こんにちは。「ITのちからで地域に貢献したい」でお馴染みの、『わかるラボ』中島です。

今日は、 情報システム業務継続計画策定のステップ「計画の見直しの管理」についてお話したいと思います。一連の業務継続計画策定の手順は今回が最後です。この記事は、経済産業省「情報システム管理基準」をベースに作成しています。

計画の見直しの管理で行うこと

計画の見直しの管理で行うことは、以下の2点です。

  1. 事故発生後の計画の評価と見直し
  2. 業務継続計画の継続的な評価と見直し

では、それぞれ順にご説明します。

事故発生後の計画の評価と見直し

残念ながら災害や重大な障害が発生した場合には、策定した業務継続計画に従い速やかに復旧作業を実施することになります。

計画通りにいったこともあれば、いかなかったこともあるでしょう。しかし、だいたいこういう時は計画通りにはいかないものです。そこで、復旧の即応対応が終わりましたら、手順、能力は適切だったか。妥当だったか。有効だったかの評価を行い、必要に応じて計画の修正をお願い致します。

見直しは 事故発生後はもちろん、定期的な訓練や試験、パフォーマンス評価を通して実施します。また適用法令や規制の状況、業界の動向などの情報も踏まて見直して下さい。

国内外で大きな災害が発生した際は、例え自社や取引先が被災していなくても、もし自分たちの身に起きたらどうするかという視点で、計画に不備がないかを確認するようお願い致します。

業務継続計画の継続的な評価と見直し

繰り返しになりますが、業務継続計画が適切で有効であることを確実にするためには、定められた間隔で業務継続計画の評価と見直しを実施するようお願い致します。

その際、前回の見直し結果とその処置の状況を確認すること。事業内外の環境の変化を反映するようお願い致します。


業務継続計画策定で大切なことは、計画を一度作って満足するのではなく、常にフレッシュな状態を維持することと考えます。ぜひ繰り返し多彩な想定で業務継続計画を見直し続けて頂ければと思います。

2018年は大雪、猛暑、台風、地震。核ミサイルやテロの脅威など、私達の生活を脅かす出来事が多数ありました。今後も私達の想像を超えた災害が発生するとも、しないとも言い切れません。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では、本当の『いざ』という時に経営者様も現場も適切に動けるかどうか不安です。 日頃の業務継続計画の見直しが、その不安を少しでも減らすことに繋がります。

本当は発動して欲しくない計画ですし、売上のアップにもコストの削減にも繋がらない、大変手間がかかる作業であるは承知しておりますが、備えておくが大切です。経営者の皆様。業務継続計画の策定について、ぜひともご検討頂ければと存じます。


台風や地震のニュースを見るたびに心が痛み、何か予めできること、手伝えることはないかと考え、この「情報システムの業務継続計画」に関するブログを書いて参りました。何かの助けになれば嬉しく思います。また、もっと詳細を聞きたいという経営者様がいらっしゃいましたら、『わかるラボ』までお問い合わせをお願い致します。 問い合わせフォームやTEL 050-3553-7653 (土日祝除く10:00-17:00)でご連絡をお待ちしております。

本日もブログをご覧頂きありがとうございました!

最終更新日:2018年12月20日