事業者の皆様、こんにちは。「ITのちからで地域に貢献したい」でお馴染みの『わかるラボ』、中島でございます。

今朝の川崎北部はいくぶん涼しめで、ホッとしながら庭の水撒きをしておりました。考えてみればここ数週間の猛暑が異常で、普通の夏って今日くらいの気温でしたよね。もう感覚がおかしくなってしまっていますね。

「中小企業におけるITツールごとの利活用状況」(中小企業白書より)

さて本題ですが、中小企業におけるITツールの利活用状況って、一体どうなっているのでしょうか。今日は、中小企業庁が発行している「中小企業白書」から、ITツールごとの利活用状況をみてみたいと思います。


引用元:2018年版「中小企業白書」第4章 IT利活用による労働生産性の向上から「中小企業における IT ツールごとの利活用状況」

ワードやエクセルといったオフィスソフト、電子メールは半数以上の事業者様で活用されているのが見て取れます。文書作成や情報伝達にはなくてはならないソフトウェアですから、これは納得感があります。

課題となりそうなのは、給与・経理のパッケージソフト以下の導入状況です。こういった専門ソフトを使わず、手書きで、あるいは先程出てきたオフィスソフトを駆使して対応している状況も多いかと思います。

とある経営者様に少しだけ現在のIT利活用状況を状況を伺った際、取引先が基本手書きなので、たとえばEDI(電子データ交換)の仕組みを導入しても効果は出せないと推察され、導入検討していないと仰っていました。企業間の情報連携はEDIが当たり前の大企業と違い、中小企業のIT利活用推進は、横の連携の緊密さを考慮せず自社だけ効率化を図ることには意味はないようです。もっと大局観をもって働きかけないといけないのですね。

それからこのグラフからは、各ITツールを導入するも限定的な利活用に留まっていたり、ほとんど利活用されていないと回答されている事業者様も多いことも見て取れます。自社の業務プロセスをITツールに合わせきれなかったのか、想像以上の維持コストに利活用をやめてしまったのか。原因は種々ありそうですが、いずれにしても導入目的と結果のギャップが生み出した悲劇が見て取れます。せっかくのIT投資もこの結果であると、次の投資に二の足を踏んでもおかしくないですよね。

そういったわけで「ITのちからで地域に貢献したい」という取組は、相当難易度が高いのではと冷や汗をかいている次第です。でも、一度に全部でなくてもいい。やれるところからやれることをやれる時に。地道に改善を進めていくお手伝いができたらと考えております。

「中小企業白書」で統計数字が分かりますが、『わかるラボ』は現場で何が起きているのかをしっかりと見極めて、最適なご提案をする努力を惜しみません。もしIT経営にご興味のお有りの事業者様がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォーム、もしくは電話番号070-3990-4546 (土日祝除く10:00-17:00)にてご連絡をお待ち申し上げております。

本日もブログをご覧頂きありがとうございました!

最終更新日:2018年12月20日